大阪中津スパイス通り(4)
ダイヤモンドビリヤニとThink食堂を抜けるとJR東海道線支線の高架をくぐることになる。御堂筋線中津駅も近いのだが、カレー的にはまだ中間点の手前といったところだ。ここから少し南、つまり梅田寄りに行ったところにあるのが「ちょい飲み食堂 tutini」だ。名前にカレーを謳っていないのでカレー店としての認知度は低いのだが、ここにもしっかりとしたカレーが置いてある。
※画像がなかったので食べログからのリンクです。
御覧の通りのシッカリとしたカレー。しかも喫茶店っぽいアレではなく、しっかりスパイスカレー寄りのメニューとなっている。これまで紹介したSOMAや梵平が中津カレーのメジャーどころだとすればここは穴場といっていい。SOMAの行列に辟易してしまったり、梵平のライスが切れてしまったときはこちらに寄ってみるのもいい。食べログの点数も3.5を超えているくらいなので後悔することはないと思う。中津はこういうところも店を構えているのでまったく抜かりがないと思うのだ。
そして城北公園通り沿いにある地下鉄御堂筋線中津駅、ここから通り沿いに北へ行くと通りに置かれた「スパイスカレーまるせ」の立て看板が目に入ってくる。ここもまた百貨店のカレーフェアに呼ばれるくらいの名店だ。
こんな感じの外観。しゃれた古民家カフェでカレーを出す。という体なのでお昼は女性客でいつも一杯だ。味はもちろんしっかりしたスパイスカレー、なのだが、アロマ主体のスパイスなので「辛さで攻める」という感じでは全然ない。食べやすい。見た目もきれい。SNS時代には最高のカレーなのかもしれない。「#香りを伝えたい!」みたいなハッシュタグが付いてくるような感じで。
駅からも近いのでお昼休みのちょっとした遠征にも向いている。
小盛りの雑穀米とパクチーの彩りもセンスがいい。味だってこれはこれで全然おいしいのだ。(ただ女性向けというだけで・・・)
ということで少し物足りないかもしれないが、次である。城北公園通りを渡って豊崎方面つまりさらに東に行く。スパイス通りはいよいよ後半戦。静かにしかし熱い戦いが繰り広げられる豊崎・本庄西エリアに向かうこととしよう。